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2026.05.01

【宇宙クイズ】月でうさぎが餅つきをしているようにみえるのはなぜでしょう?

夜空に浮かぶ月を見ると、白く明るい部分と、黒っぽく見える部分がありますよね。日本では昔から、その模様が「うさぎが餅つきをしている姿」に見えると親しまれてきました。実はこの見え方は世界共通ではなく、地域によってちがいます。たとえば中国では「大きなカニ」、南ヨーロッパでは「魔女の横顔」に見えるといわれることもあります。

では、どうしてあんな模様ができたのでしょうか?

実は、太陽系ができたばかりの頃、太陽に近い内側には熱に強い「岩石」が集まり、太陽から遠い外側には熱に弱い「氷」や「メタン」「アンモニア」などが集まっていました。ところがある時、外側にあった大量の氷の塊(隕石のようなもの)が、地球や月に大爆撃のように降り注いだのです。その結果、月の表面はボコボコになり、真っ白いクレーターだらけの姿になりました。

そのあと、月の中で火山活動が起こり、ドロドロの溶岩がわき出してきました。その溶岩は、クレーターのようなくぼんだ場所に広がり、冷えて固まりました。つまり、もともと明るく見える部分と、あとから広がって固まった黒っぽい溶岩の部分が合わさって、今の月の模様ができたのです。その模様が、日本では「うさぎの餅つき」に見えると言われてきました。次に月を見上げるときは、「あの黒っぽいところは、昔の溶岩のあとなんだ」と思い出してみてください。

さて、みなさんは正解できましたか?ぜひ、家族やお友達にもこのクイズを出してみてください。月のことが気になった人は、これをきっかけに、ぜひ自分でも調べてみてくださいね。

これからも、宇宙がもっと身近に感じられるクイズをお届けしていきます。どうぞお楽しみに!

クイズを作ってくれたのは

 

上森規光さん

JAXAで37年間、宇宙に関わる仕事を続け、アメリカ・ワシントンでも活躍。今はHIREC株式会社の社長として、宇宙で使う部品や機械が安全に動くよう、品質を守る仕事に取り組んでいます。