2026.08.07

宇宙の「相乗り」を実現。H3成功を支えた精密基盤

2026年6月12日、種子島宇宙センターから放たれたH3ロケット6号機。だが、ロケットが目的の軌道に到達することは、ミッションの半分に過ぎない。ロケットに積載された複数の衛星が、猛烈な振動と衝撃に耐え抜いた後、設計通りのタイミングで静かに、かつ正確に宇宙空間へと解き放たれるか。この「デリバリーの最終工程」を担うのが、ロケットと衛星を繋ぐインターフェースプレートだ。相乗り枠として搭載された4基の衛星が正常に放出された事実は、地上のモノづくりが宇宙の過酷な環境を再び制したことを意味している。日本の産業界を下支えしてきた株式会社中央エンジニアリングがSpace BD株式会社とともに挑んだのは、ロケットの心臓部で「衛星の安全な旅路」を担保するための精密なエンジニアリングだった。(文=SpaceStep編集部)

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加速する世界の宇宙ビジネス。宇宙領域に30年以上携わってきた、株式会社2moon伊巻和弥さんから、世界の動きを解説いただく連載。宇宙ビジネスを「世界基準」で読み解き、日本の次の一手を読者と考えていく。

宇宙業界で活躍する多様なプレイヤー(=「宇宙人」)との対話を通じて、宇宙ビジネスを“自分ごと”に変えるコラム。聞き手は、ITと福祉・教育を横断して社会課題に向き合ってきたハッピー・ファム合同会社代表、五嶋 耀祥(ひな)さん。

月面開発に携わるプロフェッショナル「宇宙エンジニア」。月面居住区やプラントの建設、ロケット推進薬の開発を進めている。彼らの研究と実践を通し、日本の宇宙領域における課題感や可能性を探る。

宇宙ビジネスナビゲーターとして活躍する、株式会社minsora代表 高山 久信さん。多様なゲストと、宇宙ビジネスの可能性や面白さを読み解いていく、SpaceStep創刊記念コラム。

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