2026.06.02
夜空に浮かぶ銀色の月を見上げ、「その一部を自分のものにできたら」と想像したことはないだろうか。かつてはSFのように語られていた「月の土地」の売買が、いまでは現実味を帯び始めている。宇宙は、ただ憧れるだけの存在から、お金を払って体験したり、価値を持つ資産として捉えたりする対象へと変わりつつあるのだ。スカパーJSAT株式会社が2026年3月に発表した意識調査によると、「月の土地30坪を買ってみたい」と思う人の上限金額の平均は、調査開始以来初めて300万円を超えた。また、1週間の宇宙旅行にかけてもよいと考える金額も、同じ水準に達しているという。民間による月面探査や、アルテミス計画の進展を背景に、宇宙は少しずつ“遠い夢”ではなくなってきた。夢が「相場」を持ち始めた今、宇宙経済圏は新たな段階に入りつつある。(文=SpaceStep編集部)
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