2026.10.01
世界中で宇宙開発が加速し、軌道上へ向かう衛星の数が急増する一方で、機体を宇宙へと押し出す発射場や滑走路、すなわち「スペースポート(宇宙港)」の不足は見過ごせない。どれほど革新的なロケットを開発しても、打ち上げと整備を支える地上の拠点がなければ宇宙産業は成り立たない。また拠点を維持するには多くのコストがかかる。そのため、単なる打ち上げ施設としてではなく、周辺地域も巻き込みながら、継続的に収益を生み出す仕組みをどうつくるかが課題となっている。こうした地上のインフラ不足と経済性の課題を突破すべく、異業種を巻き込んだ新たな枠組みが動き出した。2026年8月、ASTRO GATE株式会社は、スペースポートの企画運営と周辺ビジネスの実現を加速させるアライアンス「SAKURA」の設立を発表した。一般社団法人Space Port Japanや次世代型宇宙港ワーキンググループとも連携して始動したこの取り組みは、宇宙港を起点とした新たな産業基盤を築こうとしている。(文=SpaceStep編集部)
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