月面開発における「コンテナ革命」。ダイモンがJAXAと挑む、月への荷造りの標準化

かつて世界の物流を一変させたのは、蒸気機関でもコンピュータでもない。鉄でできた、ただの「箱」――サイズが統一されたコンテナだった。荷役の手間を劇的に削減し、モノの流れを加速させたこの発明は、グローバル経済の基盤を形づくった。今、同じ構図の変革が、地球から約38万キロ離れた月面への輸送で起ころうとしている。2026年1月21日、月面探査車「YAOKI」を手掛ける株式会社ダイモンは、JAXAの公募に対する提案が採択内定されたと発表した。テーマは、新型ロケットでも探査ロボットでもない。「月へ荷物を運ぶための箱」――汎用型ペイロード輸送ボックスの開発だ。一見地味に見えるこのピースが埋まることで、月面開発は「冒険」から「物流」へとフェーズを変えることになる。(文=SpaceStep編集部)

公式Xで最新情報などを公開中!

人気の記事から取材の部隊裏まで、JapanStep Media Projectの取り組みをお届け中!パートナー企業・後援の皆様と創り上げた記事の随時アナウンスしています。相互フォローも募集中です!

「探す」コーナーのネタ大募集!

貴社の製品・サービス・技術を「無料」で掲載しませんか?JapanStepメディアでは、「探す(SEARCH)」に掲載する情報を随時募集中。応募フォームに掲載頂けば、無料で掲載できます。詳細はお問い合わせフォームより。

連載コラム

月面開発に携わるプロフェッショナル「宇宙エンジニア」。月面居住区やプラントの建設、ロケット推進薬の開発を進めている。彼らの研究と実践を通し、日本の宇宙領域における課題感や可能性を探る。

日本初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」を擁する和歌山県串本町。ここで生まれ育ち、宇宙と観光を重ね合わせた地域づくりに取り組む筆者自ら「宇宙のまち・串本」の現在を発信。