2026.08.07
2026年6月12日、種子島宇宙センターから放たれたH3ロケット6号機。だが、ロケットが目的の軌道に到達することは、ミッションの半分に過ぎない。ロケットに積載された複数の衛星が、猛烈な振動と衝撃に耐え抜いた後、設計通りのタイミングで静かに、かつ正確に宇宙空間へと解き放たれるか。この「デリバリーの最終工程」を担うのが、ロケットと衛星を繋ぐインターフェースプレートだ。相乗り枠として搭載された4基の衛星が正常に放出された事実は、地上のモノづくりが宇宙の過酷な環境を再び制したことを意味している。日本の産業界を下支えしてきた株式会社中央エンジニアリングがSpace BD株式会社とともに挑んだのは、ロケットの心臓部で「衛星の安全な旅路」を担保するための精密なエンジニアリングだった。(文=SpaceStep編集部)
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