西アフリカの濁流を遥か上空の「眼」が食い止める。Solafuneがセネガルで挑む、データによる防災の民主化

激化する気候変動により、濁流が街を飲み込む。インフラが未整備なグローバルサウス諸国にとって、洪水は人命を奪うのみならず、経済発展をも阻害する深刻な脅威だ。広大な国土を監視し、予測するシステムを自国だけで構築するには、あまりに高い壁が立ちはだかる。この不条理を、日本のスタートアップが衛星データ解析という「知能」で突破しようとしている。株式会社Solafuneが、セネガル共和国で開始する洪水リスク分析事業。それは、宇宙技術を特定の強国だけのものではなく、地球上のあらゆる脆弱な地域を守るための「知のインフラ」へと拡張させる挑戦である。(文=SpaceStep編集部)

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連載コラム

月面開発に携わるプロフェッショナル「宇宙エンジニア」。月面居住区やプラントの建設、ロケット推進薬の開発を進めている。彼らの研究と実践を通し、日本の宇宙領域における課題感や可能性を探る。

日本初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」を擁する和歌山県串本町。ここで生まれ育ち、宇宙と観光を重ね合わせた地域づくりに取り組む筆者自ら「宇宙のまち・串本」の現在を発信。