2026.08.18
成層圏気球を利用した宇宙輸送や観測プラットフォームは、従来のロケット打ち上げに比べて省エネルギー、低コスト。天候や射場の場所に縛られない。大きな優位性を持つ。問題は、風に揺れる気球から、いかにして正確な軌道へロケットを打ち上げるか。空中で吊り下げられた物体の姿勢を安定させるための技術は、個別の実験ごとに設計される手作りの領域にとどまっていた。この壁を乗り越え、全く新しい輸送手段を確立する取り組みが動き出した。民間企業とJAXAが手を組み、成層圏という過酷な環境で汎用的な姿勢制御プラットフォームの確立に挑む。次世代の宇宙輸送を支える、官民共創の現在地を展望する。(文=SpaceStep編集部)
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