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小型SAR衛星「QPS-SAR」シリーズ 株式会社QPS研究所

100kg級で46cm分解能。夜間・悪天も“見える化”する日本発SAR

製品・サービスを一言でいうと

独自展開アンテナと高速データ処理で、高頻度・高分解能観測を実現する超小型SAR衛星群

こんなお困りごとに最適!

  • 雲・夜間でも広域を高分解能で観測し、継続監視したい
  • 災害・インフラ点検・海洋監視など多用途に使えるSAR画像が欲しい
  • APIやWeb経由で迅速に画像データを取得・連携したい

製品・サービスの特長

●100kg級の小型機に直径3.6mの展開アンテナ搭載。Xバンドで高感度観測
●スポットライトで分解能0.46m以下、ストリップマップで1.8mを実現
●衛星内画像化・高速圧縮で伝送効率化。API・Webで取得・解析に対応

小型SAR衛星「QPS-SAR」シリーズサービス紹介

QPS-SARは、夜間・悪天候下でも地表を高分解能で捉える100kg級の超小型SAR衛星シリーズである。打上げ時直径約80cmのアンテナを軌道上で直径3.6mへ展開し、Xバンド(約9.6GHz、HH/VV)で観測。太陽同期軌道(高度500〜600km)から、ストリップマップ1.8m/スポットライト0.46m以下の解像度で多目的に活用できる。
3号機以降は衛星内画像化装置を搭載し、データの高速圧縮・伝送に対応。大型SARに匹敵する観測能力を、重量約1/20・コスト約1/100のスケールで提供する。災害監視、インフラ健全度評価、農業・海洋監視まで幅広いシーンで、雲や夜間に影響されない継続的なデータ取得が可能である。
ラインナップは技術実証機(1・2号機)と商用改良機(3号機以降)で構成され、最高分解能0.46mの7号機「ツクヨミ-II」など高精細機を順次展開。将来的に36機コンステレーションを目指し、地球上のほぼ全域を10分間隔で観測する体制を構築する。取得データはWeb・APIで提供され、測地・インターフェロン解析にも対応する。

会社概要

社名 株式会社QPS研究所
代表者名 代表取締役社長 CEO 大西 俊輔
設立年月日 2005年6月1日
U R L https://i-qps.net/
住所 福岡県福岡市中央区天神1-15-35 レンゴー福岡天神ビル6F